メニュー

瞼裂斑

瞼裂斑とは

白目にできる黄色い斑点や隆起のことをいいます。白目の鼻側に多くみられます。若い方に少なく、40歳以上の方に多く見られます。

瞼裂斑の症状

瞼裂斑があっても自覚症状が無い場合がほとんどです。瞼裂斑の周りが充血したり瞼裂斑が大きくなったりすると、目の違和感や異物感を自覚するようになります。この状態を瞼裂斑炎といいます。

瞼裂斑の原因

紫外線やコンタクトレンズなどの刺激により瞼裂斑を引き起こすといわれています。その結果、白目に蛋白質・脂質などが沈着し黄色く見えます。

瞼裂斑の治療

充血し、瞼裂斑に炎症が生じている場合は目薬によって症状を和らげます。ほとんどの場合、瞼裂斑を取り除く必要はありません。しかし、「見た目が気になる場合」、「炎症が何度も再発する場合」には外科的に切除することもあります。予防としては、紫外線などの刺激を抑えるために、サングラスや帽子を使用しましょう。また、目に合ったコンタクトレンズを装着することも大切です。

院長コメント

瞼裂斑は、かなりの人に見られます。症状がなく、小さいものは放置しても全く問題ございません。急速に大きくなった場合は、結膜腫瘍との鑑別が必要になります。ご自宅で様子を見られている方は、サイズの変化がないかしっかりとチェックしておきましょう。来院いただければ顕微鏡で見ながら、サイズ物差しで計測してチェックいたします。

文責

日本専門医機構認定 眼科専門医 
竹本俊旭

▲ ページのトップに戻る

Close

HOME