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結膜母斑

結膜母斑とは

結膜母斑とは、白目に茶~黒色のシミができた状態のことをいいます。ほとんどの場合は良性で、視力など目の健康に影響はありません。結膜母斑と似た疾患は結膜悪性黒色腫、結膜メラノーシスなどがあります。非常に稀ですが、結膜母斑が悪性黒色腫という「白目の癌」に悪化することもあります。結膜母斑が外見的に気になる方は、レーザーによって除去することができます。

結膜母斑の症状

白目に茶色や黒色のシミができるだけで、痛みやかゆみ、視力低下などの症状はありません。結膜母斑によって失明することは、まずあり得ません。

結膜母斑の原因

肌にできるシミと同様、メラニンなどの色素沈着によってできます。紫外線や加齢が主な原因です。

結膜母斑の治療

結膜母斑は基本的には癌化しないため、経過観察でまず問題ありません。見た目がきになる方はレーザー治療で、シミを取り除くことができます。ただし皮膚のシミ取りと同様に、保険診療で治療ができません。そのため自費診療で治療することになります。麻酔の目薬をして、茶色くなった組織にレーザーを照射し熱で焼却します。治療後は1週間程度充血が残る可能性があります

初回レーザー治療(自費診療)

治療費用:片目44,000円(税込)
※結膜母斑の位置や程度によっては追加の処置が必要な場合があります。

1ヶ月以降の追加照射

治療費用(同一箇所):11,000円(税込)

院長コメント

白目にできる結膜母斑は、「白い結膜」と「茶色い結膜母斑」のコントラストにより非常に目立ちます。見た目が気になる場合は、当院にて5-10分程度のレーザーで治療できます。治療をお考えの方は遠慮せずにご相談ください。

文責

日本専門医機構認定 眼科専門医 
竹本俊旭

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