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結膜下出血

結膜下出血とは

結膜下出血とは、結膜下の小さい血管が破れて出血したもので、白目部分がべったりと赤く染まります。充血と異なり、血管の走行がわからないくらい赤くなります。

結膜下出血の症状

結膜下出血はほとんど症状がありません。多くの場合は目が赤いだけで、痒み、眼脂などはございません。しかし、出血量が多い場合は眼球に圧迫感を感じる方がいらっしゃいます。

結膜下出血の原因

原因は様々です。以下のものに思い当たる誘因がなくても出血します。原因がはっきりと分からない場合の方が多いです。

① 目をぶつける
② トイレでいきむ
③ 重たい荷物をもつ
④ 嘔吐や咳、くしゃみなど
⑤ 人工透析(血液が凝固しづらくなるため)
⑥ 内科で抗凝固療法を受けている
⑦ ドライアイ
⑧ 結膜弛緩症

結膜下出血の治療

結膜下出血の場合、治療の必要はございません。1~2週間で自然と治癒します。身体のご病気で、血液をサラサラにするお薬を飲まれている場合は数ヶ月かかる場合もございます。結膜下出血のみでは大きな病気へつながることはございませんので、ご安心ください。

院長コメント

結膜下出血を発症すると、アレルギーなどの充血とは異なり、目の赤さがかなり目立ちます。そのため、多くの方はとてもびっくりされます。見た目は派手ですが、体をぶつけた時にできる青あざと一緒で、自然と吸収されます。ご心配な場合は、私が責任を持って説明させていただきますので是非ご相談ください。

文責

日本専門医機構認定 眼科専門医 
竹本俊旭

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