選定療養費について
老視矯正を目的とした多焦点眼内レンズ手術を受ける場合、当院では選定療養として、通常の診療費とは別に以下の金額をご負担いただきます。
健康保険では、保険が適用されない保険外診療(自費診療)を受けると保険が適用される診療も含めて、医療費の全額が自己負担となります。
ただし、厚生労働大臣の定める「選定療養」については、保険診療との併用が認められます。
選定療養を受ける場合、通常の治療と共通する部分(診察・検査・投薬・入院料等)の費用は、一般の保険診療と同様に扱われ、支払額は健康保険で定められた負担割合となります。
例えば、当院で行っている多焦点眼内レンズについてご説明いたします。
多焦点眼内レンズを用いた白内障手術は、通常の白内障手術と共通した検査や手術手技があります。
この部分には保険が適応されます。多焦点眼内レンズを使用する場合にのみ発生する、追加検査や説明、多焦点眼内レンズ自体の追加費用は保険適応外となり追加費用が発生します。
★具体的な費用はコチラを参照してください。
多焦点眼内レンズを使用する白内障手術費用のまとめ
- 費用は「保険診療費用」に「自費診療費用」を足した「選定療養費用」となる。
- 「保険診療費用」は通常の白内障手術と変わらず、負担割合は1~3割です。
- 「自費診療費用」は特殊な多焦点眼内レンズにかかる追加費用と追加検査料金です。
- 挿入する多焦点眼内レンズによって追加費用が異なります。
- 自費診療費用の分は保険がききません。